全国共通どこに住んでいても申請可能!国の住宅補助金全国どこの住宅でも対象。手続きは登録事業者が行います

工事別の解説

太陽光発電の補助金 千葉県2026年度|市町村別にいくら?1kWあたりの額と条件

更新日:2026年10月22日

この記事の結論

千葉県の住宅用太陽光発電の補助は、主に市町村が設けています。このサイトで確認した制度では、1kWあたり2万円・上限4万〜9万円程度のところが多く、市川市(1kWあたり5万円)や柏市(同7万円)のように手厚い市もあります。蓄電池やHEMSとのセット設置、既存住宅に限るなどの条件が多く、予算に達して早く締め切られることもあるため、契約の前に住んでいる市町村の制度を確認してください。

結論:千葉県の太陽光発電の補助金は市町村ごとに違う

千葉県で家に太陽光発電(屋根の太陽光パネルと、電気を家で使える形に変えるパワーコンディショナーなど)を付けるときの補助金は、住んでいる市町村の制度が中心です。補助額は「出力1kW(キロワット)あたり○万円、上限○万円」という形が多く、金額も条件も市町村ごとに違います。

このサイトで確認した制度では、1kWあたり2万円・上限4万〜9万円程度の市町村が多い一方、市川市・柏市・流山市のように1kWあたり5万〜7万円を出す市もあります。ただし、2026年度は柏市・船橋市・市川市などで、締め切りより前に太陽光の予算がなくなりました。

このほか千葉県には、リースやPPA(初期費用なしで設置し、月々の料金や電気代で払う契約)で太陽光発電と蓄電池をセットで付ける場合の補助と、県民をまとめて発注して価格を下げる共同購入の取り組みがあります。

千葉県の仕組み:県の補助と市町村の補助

県の「脱炭素化促進事業」の対象に太陽光は入っていない

千葉県の「住宅用設備等脱炭素化促進事業」は、県が家庭に直接お金を出すのではなく、補助事業を行う市町村に県が補助する仕組みです。申請の窓口は各市町村です。県のページで示されている対象設備は、エネファーム・蓄電池・窓の断熱改修・電気自動車・V2Hなどで、住宅用の太陽光発電は県の補助の対象に入っていません。

そのうえで県のページは、多くの市町村で住宅用太陽光発電が補助の対象になっていることも紹介しています。つまり、太陽光発電の補助は市町村がそれぞれ設けているもので、ない市町村もあります。仕組みの説明は「千葉県住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」のページにまとめています。

リース・PPAで付ける場合の県の補助

県の「住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金」は、県に登録されたリース・PPAのプランで、太陽光発電と蓄電池を必ずセットで付ける場合の補助です。補助額は太陽光が出力1kWあたり7万円(10kW未満が対象)、蓄電池が12万円です。申請するのは事業者で、補助の分はリース料などの値下げとして住宅の持ち主に全額返される仕組みです。たとえば太陽光5kWと蓄電池なら、35万円と12万円で合計47万円分が料金の値下げになります。

事業者の申請期間は2026年12月18日までで、予算がなくなり次第終わります。県のページでは、9月11日の時点で申請額が予算の25%に達したと案内されています。

県の共同購入(みんなのおうちに太陽光)

県は「太陽光発電設備等共同購入支援事業(住宅用)」も行っています。参加を希望する県民をまとめて発注し、価格を下げるねらいの取り組みです。参加登録の後に施工事業者から設置金額が示され、それを見て買うかどうかを決められます。プランは、太陽光パネルだけ・太陽光と蓄電池・蓄電池だけ(太陽光が設置済みの家)の3つで、2026年度の参加登録は12月15日までです。県のページには、市町村の補助と併用できる場合があると書かれています。ただし、共同購入で買った太陽光は対象外とする町や市もあるため(匝瑳市・神崎町など)、申し込む前に市町村の条件を確認してください。

市町村別の太陽光発電の補助金

このサイトに掲載している千葉県内の制度のうち、太陽光発電そのものを補助の対象にしているものは21件(県のリース向け補助を含み、19市町村)で、そのうち制度として受付中のものは17件です。

市町村制度名補助額受付状況
千葉県千葉県住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金条件により異なる受付中
柏市柏市太陽光発電設備設置加速化補助金最大35万円受付終了
流山市流山市住宅用省エネルギー設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
流山市流山市地域脱炭素重点対策加速化事業費補助金最大245万円受付中
我孫子市我孫子市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
松戸市松戸市住宅用省エネルギー設備等設置費補助金最大25万円受付中
鎌ケ谷市鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
船橋市船橋市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
市川市市川市スマートハウス関連設備導入費補助金最大25万円受付中
千葉市千葉市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金(住宅向け)最大10万円受付中
市原市市原市住宅用設備等脱炭素化促進補助金最大50万円受付中
佐倉市佐倉市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
成田市成田市住宅用省エネルギー設備設置費補助金最大25万円受付中
酒々井町酒々井町住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
銚子市銚子市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
匝瑳市匝瑳市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
香取市香取市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中
神崎町神崎町住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円要確認
多古町多古町住宅用省エネルギー設備設置補助金最大25万円要確認
東庄町東庄町脱炭素化のための住宅用設備等設置補助金最大30万円要確認
南房総市南房総市住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金最大25万円受付中

表の「補助額」と「受付状況」は、それぞれの制度全体のものです。蓄電池やV2Hなど、太陽光以外の設備の上限額が表示されていることがあります。また、制度全体は受付中でも、太陽光の枠だけ予算に達して終わっている市があります(船橋市・市川市・鎌ケ谷市など)。太陽光の補助額と受付状況は、各制度のページで確認してください。

太陽光発電の補助はないものの、蓄電池や電気自動車の補助で「太陽光発電があること」を条件にしている市町村は、ほかにもたくさんあります。蓄電池の補助は「蓄電池の補助金」の記事で解説しています。

1kWあたりの額と上限の傾向

2026年度にこのサイトで確認した市町村の太陽光の補助(20制度)を、1kWあたりの額で分けると次のとおりです。神崎町・多古町・東庄町は、2026年度の内容が公式ページで確認しきれていないため、前年度などの内容をもとにしています。

上限額は、4万〜9万円の制度が大半です。たとえば1kWあたり2万円・上限9万円の制度で出力4kWの太陽光を付けると、補助額は8万円になります。上限が大きいのは、流山市(上限10万円に、条件を満たすと最大7万円の上乗せ)、市川市(上限22.5万円)、柏市と流山市の重点対策の補助(どちらも上限35万円)です。

補助額は「1kWあたりの額×出力」と「上限額」のうち少ないほうになるのが基本です。国などの補助を受けた場合は、その分を差し引いた費用をもとに計算する市もあります。工事費そのものは、パネルの枚数や屋根の形で大きく変わるため、複数の業者の見積もりで確認してください。

よくある条件

このサイトで確認した制度の説明から、太陽光の補助でよく見られる条件をまとめました。細かな条件は市町村ごとに違うので、申請の前に募集要項や手引きを必ず読んでください。

申請のタイミング:工事の前?設置した後?

確認した20制度は、申請のタイミングで半分ずつに分かれます。

どちらの型でも、補助金が振り込まれるのは工事が終わった後です。考え方は「リフォーム補助金はいつ申請する?」と「補助金はいつもらえる?工事代金の立て替え」で解説しています。

国の太陽光発電の補助金はある?

千葉県のページで紹介されている国の支援制度は、みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業、新築のZEH化の支援、電気自動車などの補助です。このサイトで確認した範囲では、既存の家に太陽光発電だけを付ける工事を対象にした国の補助は見当たりませんでした。国の補助は年度ごとに内容が変わるため、新しい募集があるかは公式の発表で確認してください。国の補助と市町村の補助の組み合わせ方は「リフォーム補助金は併用できる?」をご覧ください。

太陽光発電の補助金を使うときの注意点

予算に達すると締め切り前でも終わる

太陽光の補助は先着順がほとんどで、2026年度は早く終わる例が目立ちました。柏市は12月28日までの予定が8月24日に予算に達して終了、船橋市は太陽光の枠が10月9日に終了、市川市も太陽光の枠が予算に達して終了しています。鎌ケ谷市も太陽光の枠は終わっていて、佐倉市は10月15日の時点で太陽光の予算の残りが33.4万円と少なくなっていました。市町村のページで予算の残りを確認し、早めに準備しましょう。詳しくは「住宅補助金はいつまで?」をご覧ください。

訪問販売の「補助金で実質無料」に注意

太陽光発電は、訪問販売や電話の勧誘が多い分野です。「今日契約すれば補助金が出る」「補助金で実質0円」などと急がせる話には注意してください。工事の前に申請する型の市町村では、申請の前に着工すると補助を受けられず、柏市のように交付決定の前に契約しただけで対象外になる市もあります。その場で契約せず、市町村の条件を自分で確認し、複数の業者の見積もりを比べてから決めましょう。業者選びのポイントは「リフォーム補助金の業者選びと訪問販売の注意点」にまとめています。

県の事業と市町村の補助の組み合わせ

県のリース向け補助や共同購入で付けた設備を、市町村の補助でどう扱うかは市町村ごとに違います。松戸市・鎌ケ谷市は共同購入で付けた太陽光・蓄電池も対象になると案内している一方、匝瑳市・神崎町は対象外としています。どの方法で付けるかを決める前に、市町村の担当課に確認してください。

あわせて見たいページ

よくある質問

千葉県で太陽光発電の補助金はいくらもらえますか?

住んでいる市町村の補助を使います。このサイトで確認した制度では、1kWあたり2万円・上限4万〜9万円程度の市町村が多く、市川市(1kWあたり5万円・上限22.5万円)や柏市(1kWあたり7万円・上限35万円)のように手厚い市もあります。補助がない市町村もあるため、各市町村の制度で確認してください。

市川市の太陽光発電の補助金はまだ申請できますか?

市川市スマートハウス関連設備導入費補助金の太陽光発電(1kWあたり5万円、上限22.5万円、市内事業者等の施工が条件)は、2026年度分は予算に達して受付を終えています。蓄電池など太陽光以外の設備は受付中です。次の年度の募集は市の発表を確認してください。

柏市の太陽光発電の補助金の条件は?

柏市太陽光発電設備設置加速化補助金は、1kWあたり7万円・上限35万円で、実績報告までに4kWh以上の蓄電池かV2Hを付けること、FITの認定を受けないこと、市の交付決定の後に契約することなどが条件です。2026年度分は8月24日に予算に達して受付を終えました。

千葉県から直接もらえる太陽光発電の補助金はありますか?

県の住宅用設備等脱炭素化促進事業は市町村を通じた補助で、住宅用太陽光発電は対象設備に入っていません。県には、登録されたリース・PPAのプランで太陽光と蓄電池をセットで付ける場合の補助(1kWあたり7万円と蓄電池12万円、リース料などの値下げで還元)と、共同購入の取り組みがあります。

太陽光発電に国の補助金はありますか?

このサイトで確認した範囲では、既存の家に太陽光発電だけを付ける工事を対象にした国の補助は見当たりませんでした。新築のZEH化の支援などはありますが、国の補助は年度ごとに変わるため、公式の発表を確認してください。

参考にした公式情報

この記事について

おうち補助金ナビ編集部が、国・千葉県・市町村の公式情報と、このサイトに掲載している制度のデータ(344制度)をもとにまとめました。制度の内容は年度ごとに変わるため、申請の前に必ず各制度の窓口で最新の情報を確認してください。

ほかの工事の解説